ANVOS Analytics株式会社は、東洋大学とSERS基板の販売契約を正式に締結しました。この契約により、東洋大学 生命科学部 バイオプラズモニクス研究室 竹井教授のサポートのもと、最先端の表面増強ラマン散乱(SERS)技術を活用した高性能基板の提供が可能となり、研究機関や企業のイノベーションを加速します。

ANVOS Analyticsは、品質と信頼性を兼ね備えたSERS基板を通じ、科学技術の発展と新たな発見に貢献します。これにより、お客様の研究開発を強力にサポートし、革新の最前線で共に未来を切り拓いていきます。

 

SERS(表面増強ラマン散乱)は、分子が金属ナノ表面に吸着されたときにラマン散乱信号が大幅に増強される現象です。通常のラマン散乱は感度が低く微量分析に適しませんが、SERSでは数万倍から1億倍以上の信号強度向上が見込まれるため、微量物質や単一分子の検出が可能になります。主に金や銀のナノ粒子が使用され、化学分析、バイオセンサー、環境検査など幅広い分野で活用されています。